令和4年7月12日 10:30
東京地方裁判所 803号法廷
所得税に対する早生まれ税金訴訟の口頭弁論が始まりました。803号法廷には初めて来ましたが少し大きめの法廷です。10分前に一番乗りで入りました。いや正確には書記官さんが一番なので二番乗りですね。すぐに被告の代理人も6名いらっしゃいました。被告代理人の中で裁判官に一番近い席に座ったのが被告側のリーダーです。今年の3月まで裁判官をしていて人事異動で法務省に移った方になります。うぅ、アウェイ感が半端ないですね。
ところで、いつもはこんな裁判に傍聴人はいないのですが、今日は4人もいらっしゃいました。察するにフラッと入ってみた感じに見えましたが、どうなんでしょう。行政訴訟の口頭弁論は、実質的に次回期日の調整でしかないので傍聴しても何もわからないし面白くないと思うのですけどね。
さて、時間になり裁判官がいらっしゃいました。いつものルーティンが始まります。
裁判長「原告は訴状を陳述でいいですか?」
私「陳述します。」
裁判長「被告は答弁書を陳述でいいですか?」
被告代理人「陳述します。」
裁判長「原告は甲1号証から14号証まで写しで提出ですね?」
私「はい」
裁判長「被告は乙1号証から3号証まで写しを提出ですね?」
被告代理人「はい」
答弁書では追って主張になっているので、裁判長が促します。
裁判長「被告は本案に対する主張をしてください。いつまでにできますか?」
被告代理人「9月30日に提出します。」
私の心の声 ( えー、そんなにー? ちょっと長すぎるのでは? )
裁判長「では次回期日を決めます。」
ってことで次回は10月18日になりました。
私としては主位的答弁の理由(本案前の答弁の理由)に反論しようと思っていたので準備書面の作成期限を伝えるつもりだったのですが、裁判長は一切触れませんでした。次回の反論と一緒にやってくださいということなのでしょう。
期日(口頭弁論)のインターバルは約1か月なんて聞きますが、私が東京地裁でやる期日のインターバルはだいたい3ヵ月です。そうすると今回7月、次回10月ですから第三回は来年1月になるでしょう。となれば私の準備書面作成は年内にできればいい計算になります。
長い裁判になりそうです。
答弁書を見てへなへなってなりましたが、保土ヶ谷の櫻井中華そばさんのおかげでほぼ回復いたしました。あれから被告の主張を理解するためにいろいろ勉強しました。やはり知らないことを学ぶってのは楽しいですね。炭水化物を力に変えてがんばろう。